自動視野計

こちらが、(ハンフリー)自動視野計です。緑内障の進行を検査するため多くの眼科で使われています。

患者が顎をのせれば、後は機械がパッパッとランダムに光を出して検査結果が数字で判るので、誰でも直ぐに判定できます。
日常の検査では、30-2プログラムという中心視野30度以内の検査がメインです。
しかし、この30度の検査では診断書を作成できません。

そこで、検査する前にあらかじめ診断書を書いて欲しいと伝えて
⓵周辺視野の検査である両眼開放エスターマンテスト と、
②中心部10度以内を詳しく検査する10-2プログラムの2種類の検査を受けてください。

両眼開放エスターマンテスト

周辺視野の検査は両眼開放エスターマンテストです。左右の眼を両方開けて同時に検査します。

検査する範囲は左右80度。上が約10度、下が約30度と、日常生活で良く使う下方視野を中心に測定点が決められています。結果は、120点中「見えた」が何点かで直ぐにわかります。

10-2プログラム

中心視野は右眼と左眼の10-2プログラムで検査します。
中心10度以内68か所の感度を計測して、68か所中に感度が26デジベル以上が何か所あるかを数えます。この右眼の結果では、26デジベル以上が31か所(つまり31点)、左眼は20点です。

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